自由を目指すべきではない

前回の記事、割と共感してくれた方が多かったみたいです。
僕の読者はゲーマーだらけだなあ。笑
まだ読んでいなければ、暇つぶしがてら目を通してみてください。

『ゲームを遊び尽くすだけのために』
http://aff11.com/6813.html

要約すると、ゲームで遊びたいなら自由になろうよって言ってるだけ。
ゲーマーの見本じゃありませんか。
まあ、よくアフィリエイターの記事では会社に雇われない自由を目指しましょうって唱えられていますし、僕の読者にもまずはそこに到達してもらいたいのですが、実は僕が本当に目指して欲しいのは自由になったあとのライフスタイルなのです。

僕にはネットビジネスを始めて転売でサラリーマン以上の金額を稼げるようになった友人がいます。
彼は上司に怒られることもなければ、自由に時間を使っていいし、満員電車とも無縁の生活を手に入れました。
まさしく多くのひとが喉から手が出るほど欲しがっている自由です。

……しかし、彼はまたバイトを始めてしまいました。
しかも二つ掛け持ち。

僕がなんでまた働いてるの??と聞いたら、彼は「暇だから」と言っていました。
な…なんてシンプルな理由……。
まあ、いつバイトを辞めても困らないぐらいの収入源を持っているし、精神的には裕福でバイトに明け暮れるフリーターなんかより気持ちは楽なんでしょうけど、それでも不思議な状態だと思いませんか?
暇になるために頑張ったはずが、また忙しい生活に戻っていく。
人間は暇になりすぎると、逆につらい毎日に思えてくるのかもしれません。

僕は友人の行動を見て、ただ自由になるだけではいけないと感じました。
そして他のアフィリエイターのように、ただ自由なひとを増やしても意味が無いともとれました。
自由なひとを増やしても不幸が蔓延するだけです。

ちなみに自由になった元皿洗いのだいぽんさんもこんな記事を書かれています。

『自由過ぎる世界は心が弱いと耐えられない』
http://daipon01.com/ppc/14634.html

ひとの住まない家が廃墟になるように、空虚な生活しかできない人間は自由でも廃人化するんですな。
単に自由を手に入れるだけでは危険だということがわかると思います。
自由になってもその環境を使いこなせなければ奈落の人生が待っているでしょう。

そこで僕は自由にゲームで遊び尽くす生活というものを提唱したいのです。

まあ「ゲームなんて今でもやってるから目標にする意味ないよ!」と思うかもしれません。
自由になってからいくらでもできる、と。

でも実はこれ、簡単に見えて結構難しいことです。

僕は同じゲームを400時間以上プレイしたり、RPGを25時間遊び続けてクリアしたりしていますが、どれだけのひとがそれをやってのけられるでしょうか?
言い換えると、それだけ長時間ゲームを楽しむ技術をみんな持っているか。
いろんなゲーマーを僕は見てきましたが、これかなり少数派です。
そもそもゲームで長時間遊べるひとは、すぐ飽きちゃうひとに比べて根本的に遊び方が違うのです。

例えば、多くのひとが慣れ親しんでいるゲームのオセロ。
あなたも一度はやったことがあるでしょう。

まあ言わなくてもわかると思いますが、白と黒の石をひっくり返し合って最終的に自分の色の石をより多く残せたほうが勝者になるゲームです。
で、このゲームはルールが単純なので誰でも遊べますが、名人と初心者が戦うと一方的な勝負になります。
もうゲームとは呼べないほど無慈悲に叩きのめされます。笑
ハンディ戦で四つ角全部に初心者側の石を置いても名人が圧勝します。

マックスむらいさんの動画でオセロの名人が出ていたので、一度見てみると面白いですよ。

動画『オセロ世界チャンピオンの実力!衝撃の結果!』

なぜ名人は初心者と違ってこんな神業が成せるのか?
これは単に技術の差だけではなく、そもそも僕ら初心者とは遊び方が違うからです。

重要なのはここから。

通常、オセロは四つ角を取れば有利だと言われています。
だから初心者の場合はオセロで「四つ角を取る遊び」を始めようとします。
勝負に負けても、四つ角とれれば満足するひともいるぐらいです。
初心者にとってオセロはそれほど四つ角が中心なゲームになっています。

しかし名人の場合、オセロとは「相手の心理を読み解き、先を予想して自分に有利な盤面を創っていく遊び」なのです。

ここでピンときたら鋭いのですが、名人からすると初心者相手なら四つ角を全部取られていても関係ないことがわかるんじゃないでしょうか。
そう、初心者なんて打つ手が単純なので、名人にとって簡単に読み解ける相手なんです。
四つ角が取られていても、相手の心理さえ読めればハンディになりません。
初心者のする「四つ角を取る遊び」なんてこれっぽっちもしてないということ。

オセロの名人は遊び方の名人でもあるわけです。

次元の違う遊び方をしている名人が初心者に負けるはずがありません。

ここで問いたいのですが、あなたは四つ角を取るだけの遊び方と、相手の心理を読み解き、有利な盤面を創る遊び方、どちらなら長く楽しむことができそうですか?

まあ当然、多くのひとは後者だと言うでしょう。
前者の遊び方は単調でゲームになっているかどうかも怪しいですが、後者はクリエイティブでいつまでも追求できそうな遊び方ですよね。
同じゲームをやっていても遊び方にこれだけの差が生まれます。
すぐにゲームに飽きるひとは単に飽きっぽいのではなくて、飽きやすい遊び方をしているだけ。
長時間楽しくゲームで遊べるひとは深みのある遊び方ができているのです。

今後、僕はどんなゲームでも上述のような遊び方ができるひとを増やしたいと考えています。
これができるひとは毎日無駄なく遊び尽くせる日々を手に入れられます。

最初に自由な環境を手に入れてもらうのは単なる通過点です。
仕事辞めて生きていけるとかはもう当たり前のことだと思ってください。
僕の情報があれば、そんな目標は気合いで達成できます。

大事なのはその先ですから。

ゲームを遊び尽くせるようになれば、自由になったあとも怖くありません。
楽しすぎて暇とか言えなくなります。笑
僕はそのうちゲーム大会とか開いて、何が面白かったのか、他にもどんな遊び方があるかとか、仲間同士でシェアし合えるゲームの遊び方の勉強会みたいな企画もやりたいと考えています。
だからさっさと自由になって、僕とゲームで遊びましょう。^ ^

それまでにあなたが成長している日を僕らは楽しみにしていますね。

PS.

僕はツイッターでもゲームの様子を投稿しています。
流行りのデジタルカードゲームの動画を投稿。
自分で創ったオリジナルのデッキでおしゃれに対戦するのも楽しくて良き。

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