個性のない文章を書くアフィリエイターは無価値

アフィリエイトで初めにつまずくポイント。
それはライティングです。
僕もアフィリエイトを始めたての頃はいつもそこに頭を抱えていました。

どうすれば読者に喜んでもらえる文章が書けるのか?
どうすればわかりやすい文章になるのか?
どうすれば読んでいて楽しい気分になれる文章になるのか?
どうすれば涙がでるほど感動する文章になるのか?
どうすれば読者がまた読みたいと思える文章に仕上げられるのか?
どうすれば商品が売れる文章になるか?

特に情報発信型アフィリエイトのような、ほぼ文章で完結する手法であれば、文章術は重要なスキルの一つです。
文章が上手いだけで読者からの好感度も変わります。
稼げる額も跳ね上がるでしょう。

僕は読者によく文章を誉められます。
「オリーブさんの文章を真似して書いています」という言葉をいただいたときは僕もうれしかったです。
アフィリエイトをやっている人であれば、文章が上手いというのは何よりの名誉ですね。
もちろん、小説家のような美しい文章には足元にも及びませんが、それでも僕の文章を気に入ってくれる方は一定数います。
なぜ、そんな文章が書けるようになったのか?
今回の記事はそこへ踏み込んでみたいと思っています。

まずは僕の経験談から…

先日、アフィリエイトに疲れて、気分転換に本屋へ行った時のことです。
小説を読むのが好きな僕はビジネス書を通り越して、真っ先に小説コーナーへ立ち寄りました。
壁一面に並んでいて、本棚にきれいに押し込められた文庫本たち。
自分の背丈よりもあるそれらの紙束に身を圧迫されそうになりながらも物色していました。
僕はそのときふと思ったのです。
「小説はアフィリエイターの記事のように役に立つわけではないのに、なぜ読まれるのだろう?」
辞書や参考書など明らかに情報量が詰まったものが多い中、小説のほうが数が多い。

つまり、役立つ情報より架空の物語のほうが需要があるのです。

もちろん小説にはベストセラーの作品もあり、そのブランドで売れていくものもあります。
個性を出しやすい文献なので数が増えるのもわかります。
しかし、それを踏まえても僕は不思議に感じてしまいました。

アフィリエイターには役立つ無料コンテンツを作って、役立つ記事を書いて、やっと報酬がいただけるかたもいる中で、小説家はただ面白い物語を書いているだけでご飯を食べています。
面白い物語を書くのは簡単なことではありませんが、常に記事に頭を悩ませるアフィリエイターが多い中でそれは異質ですよね。
「ブログやメルマガで物語を書いて集客しています」
なんて言っているアフィリエイターがいたら鼻で笑われてしまいます。
実際、素人の書いた物語でひとは集まりません。

しかし小説がいろんなひとに好まれる読み物だとわかった時点で、僕は以前よりも積極的に小説を読むようになりました。
その文章をブログやメルマガに活かすためです。
すると、なんとなくどういう言葉が人を惹きつけるのかわかるようになってくるんですね。
まあ、それも不思議な感覚なのですが。
小説を読むようになってからは記事の中にも自分の体験談をストーリーとして盛り込み、読者が読みやすくなる工夫を施しました。
するといつのまにか数件のメッセージが届くようになりました。
読者に役立つ情報を届けるのはもちろんですが、読者を楽しませる点を追及した結果です。
効果は顕著だったので自分でも驚いたことを今でもはっきり覚えています。

アフィリエイターは発信する情報を吟味することも大切ですが、その情報を面白く語ることもまた重要です。

面白い記事が書けなければ、いつまでたっても素人感は抜けません。
ただ得た情報を教科書のように語るだけなら、機械やロボットにだってできますが、そんな溢れかえったものは基本無価値です。
厳しいことを言いますが、個性のない文章を書くアフィリエイターに需要はありませんよ。

まずは面白いと思える文章を読むこと。
次にたくさん書くこと。
テクニックやノウハウももちろんありますが、まずはその2点が最重要ですね。
知識も大事ですが、クリエイティブな思考も身につけましょう。

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